桜木町にある横浜市民ギャラリーで開催中の「彩象展・彫刻展・写真展」を鑑賞してきました。
展示の見どころや館内の様子をまとめています。
彩象展・彫刻展・写真展の見どころ
横浜市民ギャラリーでは、「彩象展・彫刻展・写真展」が同時開催されており、絵画・彫刻・写真と異なるジャンルの作品を一度に楽しめます。
それぞれの展示で表現方法が異なり、作家ごとの個性や作品の違いを見比べながら鑑賞できるのが魅力です。
各フロアの展示内容(1F・2F・3F)

3階|第57回彩象展
日本画や洋画のさまざまな作品が展示されていました。風景や人物などテーマも幅広く、作品ごとに表現や雰囲気が異なり、作家ごとの個性の違いを見比べながら楽しめました。
2階|第28回彫刻展
立体作品ならではの存在感が印象的でした。見る角度によって表情が変わる作品もあり、素材や形の違いも含めてゆっくりと鑑賞することができました。
1階|第28回モノクロ写真展
モノクロ写真を中心とした作品が並び、光と影のコントラストが印象的でした。落ち着いた雰囲気の中で一枚一枚じっくりと鑑賞することができました。
展示の感想
■3階|第57回彩象展


日本画・洋画ともに高い実力を持つ作家の作品が展示されていました。入賞作品も多く、見ごたえのある内容となっていました。


入ってすぐに目に入ったのは女性の肖像画でした。髪のウェーブや色合いが美しく、横から見ると立体感のある表現が際立っていました。

キャベツと菜の花の絵の前に立つと、どこまでも続く畑の中にいるような感覚が広がり、心が和らぐような美しさを感じました。

よく見ると、木にリスが描かれており、細かな部分まで楽しめる作品でした。

「文豪たちが愛した館」と書かれた作品を見て、鎌倉の風景なのかなと思い写真を撮りました。
後で調べてみると、鎌倉文学館のようでした。
この間、円覚寺で休館中と聞いたことを思い出し、再開館した際には実際に訪れてみたいと思いました。

水面に広がる波紋が美しく表現された作品もありました。
■2階|第28回彫刻展


彫刻の楽しみ方はよくわからなかったのですが、どんな作品があるのか気になり、興味を持って入ってみました。

「コロナウイルス 濃厚接触パート1」では、背中の後ろまで広がるような表現が印象的で、感染時の苦しさが感じられる作品でした。

「ラストコンサート」では、猫が最前列でじっと見つめている姿が印象的で、物語を感じさせる作品でした。


見ているうちに惹かれる作品があり、モデルに共通点があることに気づきました。



スタッフの方に伺うと、何度かモデルをされている方のようでした。
テラコッタ作品ではこのモデルの方が多く使われており、服装や素材は作者が自由に決めているとのことでした。
また、東京で美術教師をされている方もいるそうです。
こうした背景を知ることで、より興味深く鑑賞することができました。
■1階|第28回モノクロ写真展

最も人が多く集まっていた展示で、10名による作品が並んでいました。講師はいないとのことで、それぞれの個性が感じられる内容でした。色がないことで絵のように見える作品も多く、改めてモノクロ写真の魅力を感じることができました。
アクセス・所要時間・館内の様子
横浜・桜木町駅から徒歩約8分ほどの場所にあり、所要時間は約60分ほどでした。
写真撮影は、彩象展と彫刻展では可能で、モノクロ写真展は全体の風景のみ撮影可能となっていました。
混雑はそれほど多くなく、モノクロ写真展では10名ほどの来場者がいましたが、その他の展示は比較的落ち着いており、作者の関係者と思われる方が訪れているような雰囲気でした。
周辺スポット(桜木町・みなとみらい)

横浜市民ギャラリーを訪れる前に、近くの 横浜成田山 に立ち寄りました。
手水の龍から水が流れていました。普段訪れると止まっていることも多く、溜め水で手を清めるのか、それとも別の方法があるのか気になっていました。
ちょうど護摩焚きが行われており、本日も参加することができました。

週末には野毛大道芸が開催されるようで、多くの人で賑わいそうです。

成田山を出たあと、道沿いで市民ギャラリーの看板を見つけ、案内に従って左回りのルートで向かいました。

市民ギャラリーを見終えたあと、桜木町駅方面へ向かいました。CIALでふと天井を見上げると電車路線図があり、「こんな場所に」と新しい発見がありました。意外と気づかずに通り過ぎている人も多そうです。


さくら通りでは、この数日の間に桜の木はすっかり緑になっていました。


代わりにつつじが咲き始めており、季節の移り変わりを感じる道のりでした。
まとめ
横浜市民ギャラリーでは、彩象展・彫刻展・写真展といったさまざまな展示を一度に楽しむことができました。ジャンルごとの違いを見比べながら鑑賞できるのも魅力です。
桜木町駅からのアクセスも良く、周辺の散策とあわせて訪れるのもおすすめです。
※横浜市民ギャラリーの基本情報や施設については、前回の記事で詳しく紹介しています。
「横浜市民ギャラリー|第14回 横浜開港アンデパンダン展」

