【横浜・みなとみらい】横浜美術館コレクション展(2025年12月〜2026年3月)|展示内容・観覧料・アクセス

横浜美術館 美術館

横浜美術館で開催中のコレクション展を鑑賞してきました。
展示内容や印象に残った作品、観覧料、所要時間などをまとめています。

横浜美術館について

横浜美術館は、みなとみらい地区にある横浜を代表する美術館です。
日本や海外の近代・現代美術を中心に、多くの作品を所蔵しています。

建物は建築家 丹下健三 によって設計され、中央には大きな吹き抜け空間「グランドギャラリー」があります。建物自体も見どころのひとつです。

コレクション展|2025年12月6日〜2026年3月22日

みどころ

【会場】ギャラリー5、ギャラリー6

今回の展示は、
「つくるわたしが、つくられるテーマ」と、代表作品を紹介する「ハイライト」コーナーで構成されています。

  1. つくられるわたし
    人との出会いや関わりの中で「自分」が形づくられていくというテーマの展示
  2. わたしがつくる
    「編む」「切る」「こねる」といった制作展示
  3. ハイライト
    横浜美術館の代表的なコレクションを紹介するコーナー
    「肖像」をテーマに国内外の作家の作品が展示
    主な作家
    • ポール・セザンヌ
    • サルバドール・ダリ
    • 奈良美智
    • トーマス・ルフ
    • 工藤哲巳
    • 等々

展示の感想

展示を見ていて特に目を引いたのは、西野正将《New Generations》の後ろ姿の人物の作品でした。
ドラえもんの 野比のび太 を思わせるような雰囲気があり、実際には知らない人物なのに、なぜか「知っている人」のような不思議な感覚を覚えました。

作品の説明文にも、見る人が共感や記憶を重ねてしまうような内容が書かれていて、自分もまさにその通りの感情を感じたのが印象的でした。

別の作品では、白髪一雄《梁山泊》も印象に残りました。床に置いたカンヴァスに、足で絵の具を動かすような制作で知られる作者の作品です。

ぱっと見たときは筆で描いたように見えますが、油絵の具をスキー板やヘラなどの道具で動かしながら制作されていると知り、説明を読むことで作品の見え方が大きく変わるのが興味深く感じられました。

身体や道具の動きによって生まれた痕跡がそのまま画面に残っている点が特徴的で、ダイナミックな動きが感じられる作品でした。

横浜美術館

アウト・オブ・ディスオーダー(夜ノ森線)|岩崎 貴宏|髪の毛・ほこり・望遠鏡

さらに、展示室だけでなく館内の通路にも作品が展示されています。
その中でも記憶に残ったのが、天体望遠鏡を使って見る作品です。

作者の髪の毛で作られた鉄塔の作品。福島第一原発事故に関わる送電線をモチーフにしており、普段は意識しないインフラの存在について考えさせられる作品でした。

肉眼ではとても小さく見える作品ですが、望遠鏡をのぞくと、その中にはまるで小さな街のような世界がありました。
まずは自分の目で探してみたのですが、最初はどこにあるのか分からなかったのですが、見つけたときは宝探しのようで少しうれしく感じました。

高い場所に展示されていたため、最初はほこりが付いているのかと思いましたが、それも作品の一部で、ほこりや髪の毛が素材として使われていると知り、見え方が大きく変わりました。

美術館周辺の風景|木蓮

横浜美術館の周辺には広場や街路樹があり、散歩しながら美術館を楽しめる環境になっています。

美術館近くで木蓮の花が咲いていました。

写真はけやき通り側の木蓮です。いちょう通り側には木蓮の木が複数あり、多くの方が木蓮と一緒に写真を撮っていました。

春らしい景色の中で、美術館の建物とあわせて周辺を歩くのも楽しめました。

基本情報

横浜美術館

【住所】神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1

【最寄り駅】
・みなとみらい線「みなとみらい駅」徒歩約3分
・JR「桜木町駅」徒歩約10分

【観覧料】
 一般:500円
 大学生:300円
 高校・中学生:100円
 小学生以下:無料
※チケットは中央カウンターで買えます

【開館時間】
 10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
※休館日は展覧会や時期によって異なる場合があります。詳しくは公式サイトをご確認ください。

【所要時間】
今回私はコレクション展のみ鑑賞しましたが、ゆっくり見て約1時間ほどでした。
企画展も含めて見る場合は、1〜2時間ほどみておくとよさそうです。

まとめ

横浜美術館のコレクション展では、作品そのものだけでなく、テーマや制作背景を知ることで見え方が変わっていく面白さを感じました。

展示室だけでなく館内の通路にも作品が点在しており、美術館全体を歩きながら鑑賞できるのも印象的でした。

また、望遠鏡を使って見る作品や、素材そのものに意味が込められた作品など、見る方法や視点によって印象が大きく変わる展示が多く、じっくり楽しめる内容でした。

周辺には広場や街路樹もあり、季節の花を眺めながら散歩できる環境も魅力です。

みなとみらい散策とあわせて訪れたい美術館です。


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